料理初心者の自炊戦歴

ある女子大生の、自炊を通した成長を描くブログ

7. やっぱり美味しい「3色丼」!!

自己評価:★★★★★

※昨日ブログを書き忘れたので、翌朝のベッドの中からお送りします

ピザハットのCM曲をご存知だろうか。「ピザハット♪買って帰ろーう」というやつである。私は昨日、食材を買いに行く途中ピザハットの車を見かけたのだが、その瞬間までこの歌がずっと頭の中に流れていた。なにか予知能力的なものを感じさせる。ただし、歩調に合わせてひたすら脳内再生されていたのは「鶏ひき肉♪たまご 絹さーや」という替え歌(レシピメモversion☆)だった。今日の夕食はみんな大好き3色丼である。

本当はカレーうどんの気分だったのだが、そうすると明日のダーリンのお弁当にも使えるものを他に作らねばならないので、次候補の3色丼が選ばれた次第である。(…え、カレーうどんってお弁当にできないですよね?できます?私あんまり料理に関して常識ないので…。あんまり見ないけど実はできるのかな…?)

3色丼は何度か作ったことがあり、買い足す食材も少なかったので気が楽だった。しかし私はスーパーで愕然とした。と、鶏ひき肉が…ない…!?スーパーに鶏ひき肉は必ずあるというのは私の中の勝手な偏見だったのか。あるいはひき肉界に何か革命が起きて、鶏ひき肉が店頭に並ばなくなっているとか?私は牛や豚よりも鶏ひき肉のそぼろが食べたいのに…(涙)ひき肉コーナーの端から端までを3度眺めて諦め、すごすごと豚ひき肉を手に取った。

最近おかずを作っても作っても、夕食と翌日のダーリンのお弁当で全部消えてしまうので、今回は思いきって5人前つくることにした。

まずは鶏…じゃなく豚そぼろを作る。鍋に大量のひき肉を入れ菜箸でかき混ぜる。これが1番大変だった。箸先の 肉が重くて 右手が死ぬ!!これって慣れたら疲れないようになるのだろうか?それとも菜箸2本でやってるから大変なのかな?しかし菜箸をそぼろ作りのためだけにもう1組買うのもなあ。

ダーリン氏が帰るまで時間がなかったので、鍋で豚そぼろを煮詰めつつフライパンで卵そぼろを作ることに。フライパンでそぼろは初挑戦だったので多少の不安はあったが、やっぱり側面の卵がうっすらと膜を作るように固まっていってしまう。というか、それがフライパンを使っているせいだとなかなか気が付かなかった。しかも菜箸は隣の豚そぼろで時折混ぜる用に使っていたので、私は卵を割り箸で(!)調理していた。しかし火が通り過ぎないように途中から皿に移してかき混ぜたことで、すごいふわふわな卵そぼろができあがった。めっちゃ美味しそう!

最後に絹さやを茹でて千切りに。というかまず豚そぼろの「汁気をとばす」というのが延々と終わらないように感じたので適当に切り上げたのだが(いつまでたっても多少の汁気がある)これについて真相を知りたい。絹さやはすごくきれいな緑色に茹で上がった。茹でた野菜って色がきれいで香りも豊穣でいいわねえ。絹さやの千切りは最初キャベツの千切りレベルで細く切ってしまい、違和感に気がついてから少し大きめに切っていった。

最後に、豚そぼろと卵そぼろ、絹さや、紅しょうがをほかほかご飯に盛り付けて完成である!

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味は大変美味しかった!ご飯を炊いてお代わりまでしてしまった(待つこと数十分)。一日中でも食べていられる。そうそう、今回から作った料理の出来栄えを星5つで評価していこうと思うのだが、これは間違いなく星5である!

参考にさせて頂いたレシピ↓このサイトめちゃいい
https://www.sirogohan.com/sp/recipe/soborodon/

6. 思ってたのと違った「ナスの味噌炒め」

半年ぶりの投稿である!
といっても自炊じたいはちょこちょこしてて、
最近はオムライスやお好み焼きやシチューなんかを作っていた。
今日はふと食べたくなった「ナスの味噌炒め」を作ってみました~。

さて、始めに引っかかったのはナスのヘタ(?)の取り方である。レシピには「ナスは大きめの乱切りで水にさらす」とあるのだが、永遠の料理初心者(半年たってもあまり成長していない)には疑問がつきない。ナスを前にして悩むことしばし。ナスってこのヘタみたいなの取るよな?どうやって取るんだ?ただ切ればいいのか?
調べてみると「ヘタとがくの間に包丁を入れて切り落とす」とある。ヘタとがくの間ってどこだー!写真を参考になんとなくで切り落としました。

野菜を切っていざ炒めん、といきたいところだったが、ここが1番大変だった。フライパンに油をひいて生姜とにんにくを先に炒めるのだが、これがもうとにかくハネるのだ!パチパチパチパチ飛んできて、火傷するレベルだよこれ!危ないよ!!なによりコンロ周りが汚くなった…。左手に鍋のふたを構えてガードしながら、右手にフライ返しを持って応戦する。

あと、よく分からなかったのは煮詰まり具合だ。「煮詰まってきたらピーマンを加え」とレシピにあったのだが、煮詰まり始めってどうやって分かるの…?あと、「完全に煮詰まり油がじゅうじゅういい出したら炒め煮」するとあったが、最初からじゅうじゅういってたのである。完全に煮詰まったのかどうかはもはや感で判断しておいた。

できあがりの味はというと、これが濃かったのだ…。

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味噌の量が多かったのかもしれないな(これまたアバウトに測ったから)。フライパンに残しておいた分は水をたして炒め直したけど、味が濃かった時の対処法として正しかったのかな?味見はしていないが、まあそこまで変な味にはなっていないだろう。帰ってくるダーリンに毒味させる。

今回は他にも色々なところで立ち止まったものだ。材料の「1袋」って、ピーマンとナスの1袋の量は全国一律になってるとか?そんなはずはないと第六感が言っている。いったい1袋とはどれくらいのことをさすのか。あとはピーマンの乱切りの方法がよく分からなくて適当に切ったり、にんにくと生姜のひとかけはチューブではどれくらいなのかと調べたり、水100ccが計れなくて大さじスプーンで7回すくうことにしたり(計量カップが行方不明のため)…

しかしおうし座は「ふだん料理しなくても、やってみたら意外とできる人が多い」らしいので、私もそうだと信じている。

参考にさせて頂いたレシピ^^↓
https://cookpad.com/recipe/794575?psm_fnr=1

5. ダーリン絶賛の「ギョーザ」!

彼氏のことをダーリンと書くのが鼻につくという感想を母から頂戴したが、実際は本気でダーリンとは呼んでいないので皆様ご安心を。

 
さて、本日はタイトルの通り餃子である。結論から言うと、大変美味しかった!美味しさを言葉で伝えるのって難しいが、そこはふなっしーを見習いたいところである。ふなっしーは何気に食レポがとても上手いのだ。機会があれば彼の活躍をぜひご覧ください。
 
今回は例のレシピ本でなく、楽天レシピを参考に作った。レシピ本に載っていたのはとあるメニューのアレンジとしてつくるチーズ餃子で、ちょっと手間がかかりそうだったのである。しかしこれを見て無性に餃子が食べたくなったのだ。餃子って美味しいよな!
 
さて、まずはみじん切りにしたネギ・ニラ他と肉をまぜまぜ。4人前のときニラは1束。「1束」・・・・・・。私が買ったのは、1つの茎から細長い葉が2~3本生えているものが7セットくらいで1の袋に入れられていたもので、値札のところにこれ全部で「1束」と書いてあった。しかし、これ全部を入れたらさすがに多いだろう。かといって茎1つ分だと少なすぎやしないか?そう思って自分の第六感を信じ結局茎3つ分を入れたのだが、果たして「1束」とはどういう数え方だったのだろうか。
 
粘り気が出るまで混ぜたら皮に包んでいくのだが、さすがに包み方まではレシピに書いていなかった。どうやってあのトサカみたいな餃子のひらひらを作るんだろう?・・・と、このとき走馬灯の如く過去の思い出が蘇った。ちっちゃい頃、親と一緒に餃子を包んだことがある!十幾年の年月を越え、手に刻み込まれた懐かしの記憶が指先を操り、餃子にひだをつけていく。あと20分・・・あと20分で彼氏が帰ってきてしまうのだ!と、ウィリアム=テルの「天国と地獄」に合わせ、はやる気持ちにのせられた華麗なる指さばきで餃子は次々と包まれていった。計20個の餃子のもとが完成である。
 
全部はフライパンに入りきらなかったのでとりあえず10個焼いているところに、ダーリンがご機嫌で帰ってきた。会社でいいことがあったらしい。どうやらお友達ができたとのこと。そいつあよかった、と二人で仲良く餃子を頬張る。形は微妙だが味は悪くない、むしろなかなか美味しかった餃子をぜひともふなっしーに食レポしてほしいものだわ、と思いながらあっという間に今日も1日が終わりに向かっていく。今年の夏は長い。
 

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4. 味はよかった「ロールキャベツ」

「ロールキャベツを作れたら料理上手」という勝手なイメージがあるせいか、それとも「ロールキャベツは美味い」という信念のせいか、このお手軽ロールキャベツ カレー風味のページを見つけてから今夜の一品に加える決断までの時間は0.1秒もなかった。前にも1度作ったことがあるし、これは行ける気がするぜ!

 

まずはキャベツをレンジでチン。3分後、 柔らかくなったキャベツの良い香りがキッチンに広がる。なんていい香りなんだ。この香りをかぐためだけに、暇な時にキャベツをレンチンしようかしら。

 

あたたかいキャベツに豚肉と玉ねぎを乗せて茶こしで小麦粉をふる。ここで疑問がわんさか湧き出た。なぜ小麦粉をふるのか?乗せた肉の上にだけふればいいのか、キャベツ全体にふるべきなのか?なんで、小麦粉が既にすんごいサラサラで「こりゃ、茶こしは要らんな」と思い、さっきわざわざスーパーで買ってきた茶こしを使わなかったのか!しかも買ったのは茶こしでなく、茶こしと同じくらい網目が細そうで茶こしよりも使う頻度の高そうなアクとりだし。ていうか茶こしってなんだーーーー!

 

ロールキャベツでわたし的に一番難しいのは、肉とかを包んで巻くところである。キャベツが小さすぎたり敗れてたり芯を切る時に変な形に切っていたりして、なかなかきれいに包めない。最後に包んだやつなんか、「端を折り込みながらくるくる巻いていく」のとは程遠く、私はこれをロールキャベツでなく風呂敷包みキャベツと命名した。

 

鍋に入れる水は本当に1カップで良かったのだろうか?キャベツが半分くらいしか浸からないのである。しかし、レシピには水1カップにスープの素(最初これが何を指すのかわからなくてQ&Aサイトで質問し、ようやくコンソメのことだと分かった)が小さじ½とある。水を足したらコンソメの量も増やさねばなるまい。そのときどれくらい増やせばいいのか・・・。料理以上に苦手な算数。計算が面倒だったので、結局キャベツを半身浴させたままにした。まあ、ダイエット効果もあるらしいのでキャベツも喜ぶはずだ。結果、カレールーを入れて煮込んだ後にはキャベツの半分にしか味が染み込んでおらず、いつ崩れるか分らない彼らを鍋の中でひっくり返して、もう半分にもカレーを染み込ませた。鍋の中でシンクロナイズドスイミングごっこをさせられた脆いキャベツたちは中身が飛び出した。私は鍋の中でキャベツをロールするという荒業を成し遂げ、皿に移す頃にはなんとか体裁の整ったロールキャベツが並んでいた。

 

後に彼氏が絶賛することになるロールキャベツ カレー風味のできあがりであった。


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3. 心の救いは 「ほの甘いり卵」

レシピ本で「メインのおかず」に分類されているこの子。
残念ながらメインの座はしそ巻きぶた焼きに譲ってしまったので、今回はサブと見なさせてもらう。

甘い味付けはダーリンが好きなので、これはがんばって習得したい一品。
卵をといて調味料を混ぜて炒るだけ。
簡単そうなので大丈夫だろう。

ふむふむ、ボウルに卵をといて、砂糖・塩を加えて混ぜて・・・「しっとりと固まってきたら」グリーンピースを加える??
知らなかった!
卵って、砂糖と塩を混ぜるだけでしっとり固まるんだ!!すごい!!
と、この時、自分の常識のなさを疑わなかった自分を心の底から疑う。
固まるわけなかろう!
私は作り方の次のステップ、熱した小鍋に移しかき混ぜてからの部分を先走って読んでいたらしい。
まあね、自信のない分野に関しては先達を何でもついつい信じちゃう部分もあるもんね。
まあ私が読み間違えただけで、決して先達が嘘を教えたわけではないがな。

これはめちゃくちゃ甘かった。
少なくとも私の舌では。
甘い物好きのダーリンがこれを食べたらどう思うのだろう。

しかし今回挑戦した「しそ巻き生姜焼き」「コールスロー」「ほの甘いり卵」の中では、卵が一番まともな味に仕上がった!
他の2つが肩を並べてしょっぱかったんだもの。
私は卵に救いを求め、ご飯と卵と時々しそ豚&コールスローで、ようやく昼食をたいらげた。

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自炊戦歴はこれからも続く(多分)。

2. 「コールスロー」って漬物?

コールスローが何者かはわからないが、名前のおしゃれさと写真の見た目が綺麗だったのとで作ってみることに。
おかずの「あっさりサブ」担当である。
こいつは絶対名前で得してきたと思う。
ただキャベツと人参と玉ねぎを和えただけなのに、横文字でとてもおしゃれな第一印象なんだもの。
私のイメージではあっさり薄味のサラダであった。

作り方を見ても簡単そうだった。
ただ野菜を千切りにして、水をきって、そこに調味料とコーンを混ぜ合わせるだけ。
しかし、キャベツ3枚に人参3cm・・・?
圧倒的にキャベツが多くて、他の野菜を飲み込みそうな勢いだけど本当に合っているのか??
まあいいか、と大量のキャベ達をザクザク切ってはボウルに入れていった。

せめて千切りは同じ大きさに揃えないとな。
これは素人でも丁寧にやればできるしな。
と、なかなかいい感じに細さが揃って油断していた私は、何を思ったか玉ねぎをみじん切りにし始めた!
なぜ。もはや自分の頭を疑う。
なんか、料理初心者だからとかでなく、もうただのあほである。
料理って人柄が出るんだな。

できあがったコールスローはとんでもなくすっぱい(しょっぱい?)ものだった。
一応分量は守ったんだけどなあ・・・。
もはや漬物レベルのすっぱさ。
これがコールスローという料理の味なのか、それとも私がどこかでミスったのかを、どうやって知ることができよう。
とりあえず次回は味見をしながら作ろう。

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1. 「しそ巻き生姜焼き」で謎が深まる

しそが大好きな私はひとまずメインに「豚肉のしそ巻き生姜焼き」を作ることにした。

キッチンに立ってまず直面したのは、どうやってレシピ本を開きながら料理をするかということだった。
本を・・・本を開いた状態で保てないよ!
とりあえずスマホで作り方を写メって、その画面を見ながら作ろう。
その後、肘がぶつかってスマホをシンクに落としそうになること数回 。

まずは豚肉を醤油や生姜を混ぜたものに少し漬けておくのだが、いったいどんな器に入れればいいのかで苦悶した。
まずホットケーキを食べるような薄広い平皿に醤油等を流し込んでみながら、ふと思う。
これじゃあ肉の片面しか浸からないのでは?
今度は中くらいの大きさの円形グラタン皿に流し込んでみた。
今度は皿が狭くて肉がはみ出る!!
結局平皿を使い、途中で肉をひっくり返して両面漬けることにした。

その後肉の上にしそを乗せくるくる巻いて、熱したフライパンへ。
と、肉がフライパンに一瞬で焦げつく。慌てて菜箸で肉をどかしつつ焦げつきを取る。
な、なにゆえ?!ちゃんと中火にしたのに!
ガス代の横に小さく「高火力」の文字を見つけた私はこの時ひとつ賢くなったと思う。
高火力の中火は普通の中火よりも強いらしい。

料理名が長いなあと思いながら豚肉のしそ巻き生姜焼きを作る中で、一番分からなかったのは肉の焼き加減だった。
「転がしながら焼き、中まで火を通す」という箇所を読んで、肉をつついていた菜箸を持つ手と思考がフリーズした。
前述の通り、寝袋を丸めるように豚肉はしそと一緒に巻き巻きしたのである。その渦の中心部分の肉に火が通っているかどうかを確かめるには、寝袋を再び広げて見てみるしかないのではないか?
・・・どうやって中まで火が通っているかを確かめるんだろう・・・。
これが玄人と素人の差であろうか。
きっと玄人なら、巻き巻きされた状態でも中心部分に火が通っているかどうか見抜くことができるのだ。
遠い目をしながら私はもう少し肉をつつくことにした。

フライパンからまな板に巻き肉を移し、2センチ幅に切る。
これがまた難しい。焼きあがった肉が熱いから「左手は猫の手」もお手上げで、左手で菜箸を使い肉巻きを固定しながら、右手で生クリームケーキを切るかのように慎重に肉ロールに包丁を入れる。
その割にはうまく切れないという・・・。
玄人への道は遠い。

カットされた中から見た目が綺麗なやつを激選してお皿に乗せた。
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