料理初心者の自炊戦歴

ある女子大生の、自炊を通した成長を描くブログ

5. ダーリン絶賛の「ギョーザ」!

彼氏のことをダーリンと書くのが鼻につくという感想を母から頂戴したが、実際は本気でダーリンとは呼んでいないので皆様ご安心を。

 
さて、本日はタイトルの通り餃子である。結論から言うと、大変美味しかった!美味しさを言葉で伝えるのって難しいが、そこはふなっしーを見習いたいところである。ふなっしーは何気に食レポがとても上手いのだ。機会があれば彼の活躍をぜひご覧ください。
 
今回は例のレシピ本でなく、楽天レシピを参考に作った。レシピ本に載っていたのはとあるメニューのアレンジとしてつくるチーズ餃子で、ちょっと手間がかかりそうだったのである。しかしこれを見て無性に餃子が食べたくなったのだ。餃子って美味しいよな!
 
さて、まずはみじん切りにしたネギ・ニラ他と肉をまぜまぜ。4人前のときニラは1束。「1束」・・・・・・。私が買ったのは、1つの茎から細長い葉が2~3本生えているものが7セットくらいで1の袋に入れられていたもので、値札のところにこれ全部で「1束」と書いてあった。しかし、これ全部を入れたらさすがに多いだろう。かといって茎1つ分だと少なすぎやしないか?そう思って自分の第六感を信じ結局茎3つ分を入れたのだが、果たして「1束」とはどういう数え方だったのだろうか。
 
粘り気が出るまで混ぜたら皮に包んでいくのだが、さすがに包み方まではレシピに書いていなかった。どうやってあのトサカみたいな餃子のひらひらを作るんだろう?・・・と、このとき走馬灯の如く過去の思い出が蘇った。ちっちゃい頃、親と一緒に餃子を包んだことがある!十幾年の年月を越え、手に刻み込まれた懐かしの記憶が指先を操り、餃子にひだをつけていく。あと20分・・・あと20分で彼氏が帰ってきてしまうのだ!と、ウィリアム=テルの「天国と地獄」に合わせ、はやる気持ちにのせられた華麗なる指さばきで餃子は次々と包まれていった。計20個の餃子のもとが完成である。
 
全部はフライパンに入りきらなかったのでとりあえず10個焼いているところに、ダーリンがご機嫌で帰ってきた。会社でいいことがあったらしい。どうやらお友達ができたとのこと。そいつあよかった、と二人で仲良く餃子を頬張る。形は微妙だが味は悪くない、むしろなかなか美味しかった餃子をぜひともふなっしーに食レポしてほしいものだわ、と思いながらあっという間に今日も1日が終わりに向かっていく。今年の夏は長い。
 

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